遊闘4 マンゾクテクニカル杯チーム戦〜前編〜
どーも、こんにちは!
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
今回は今日参加したマンゾクテクニカル杯チーム戦について書いていきたいと思います!
▼目次は以下の通りです。
1.大会環境の仮説
2.仮説の検証
3.デッキ解説
4.大会レポート
5.感想
長くなるため前編はデッキ解説まで。
明日の後半にて大会レポートと感想を書いていきたいと思います!
1.大会環境の仮説
ラッシュデュエルは4月に第一弾が発売されて以降、カードプールが全く増えずに3ヶ月以上が過ぎました。
かなり限られたカードプールの中で大会やリーグ戦が開催され続けた結果、環境は竜魔デッキ(以下、竜魔)一強でほぼ固定になりました。
竜魔の強さの解説は他で取り上げられることも多いため、ここでの説明は割愛いたします。
ただし、今回の大会は特殊ルールです。
詳しくは以下のURLからご確認いただければと思いますがポイントは以下の2つです。
https://manzokutechnical.jp/news/248/
①試合時間が20分間。時間内に勝敗がつかなかった場合、ライフ差が1500以内ならダイスやコイントスなどで勝敗を決める。
②3人チームでのマッチ戦なので、個人として見ると1デュエル制と同じ。
上記の点から以下の仮説を立てました。
・罠でいなす竜魔より攻撃に特化した罠無し純ドラゴン(以下、純ドラ)の方が有利ではないか?
・20分で勝敗が決するのか?
まずはこの2点の検証から調整をスタートすることにしました💡
2.仮説の検証
※本当は前チームと旧チームで調整内容が分かれていますが、読みやすさの便宜上、まとめて書きます。
早速、竜魔と純ドラで対戦しました。
それぞれ先攻後攻を2回ずつの計4回対戦した結果、4-0で竜魔が勝ちました。
そして、10分も経たずに勝敗がつくことが判明しました💡
対戦数は少ないながらも、これで竜魔一択になりました。
対戦していた思ったことは以下の3点です。
・純ドラ側の手札回転が悪い。
・青眼の突破がドラゴニック・プレッシャーに依存している。
・罠が無いため攻められた時の受けが弱い。
これらの理由から、おそらく純ドラを使うプレイヤーは少数だと確信。
次に竜魔ミラーの調整を行いました。
やはり一番はリベレイションをケアできるかが最優先されます。
そのため、マジカル・ストリームと火竜の熱閃はフル投入。
また、カーテン有りとカーテン無しで対戦した結果、カーテン有りの方が勝率が高いことが分かりました。
たしかに展開によっては長期戦になることもありますが、調整時は一度も20分を超えなかったため、案外普通に対戦した方がいいという判断になり、カーテン採用した構築にしました。
調整時の戦績から
先鋒:せがた三四郎さん
中堅:こころくん
大将:カマクラル
となりましたが、一番戦績の良かったせがたさんを一番手に置いて、もともと中堅を希望していたこころくんを中堅に置いた結果なので消去法かつ名ばかりの大将です😂
・先攻後攻どちらになるか分からない大将。
・立場的に絶対に負けられない大将。
・20分以内に勝敗をつけないといけない。
・相手は竜魔の確率が高い。
次に、上記の点を踏まえて組んだデッキを解説していきます。
3.デッキ解説
ここでは1種類ごとに採用理由を説明していきます。
デッキを組む際にこだわったのは比率です。
ざっくりした計算ですが、概ね下記の比率でカードが引けるように枚数を調整しました。
短期決戦を意識して40枚にしました。
※少しでも初ターン青眼の確率を上げるため。
上級モンスター…8枚(初手に1枚)
下級モンスター…21枚(初手に2.5枚)
魔法・罠…11枚(初手に1.5枚)
この割合だと盤面を返されても次のターンで返せます。
また、下級モンスターも攻撃力の高いモンスターを優先して入れることで戦闘におけるアドバンテージを得やすくしています。
ラッシュデュエルでは盤面の返し返されが毎ターンのように起こるため、返しの札が尽きないよう意識しました。
【最上級モンスター】7枚
青眼の白龍…1枚
攻撃力・守備力ともに単体で最強のレジェンドカード。戦闘破壊が重要なラッシュデュエルでは、場に出ると単体での能動的な突破方法が限られます。
●竜魔の場合2パターン
①青眼の相殺
※またはイカヅチのサンダーやグラビティ・プレス・ドラゴンで打点下げる。
②セブンスロード・マジシャン
※ただし、墓地が肥えるまで突破不可能。
●純ドラの場合2パターン
①青眼の相殺
※またはイカヅチのサンダーやグラビティ・プレス・ドラゴンで打点下げる。
②ドラゴニック・プレッシャー
結論、入れない理由がない必須カードです。
連撃竜ドラギアス…3枚
攻守の要でこのデッキのエースです。青眼同様、このカードも突破方法が限られるため、このカードを除去するために少なくとも相手に3枚以上のカードを要求できます。
また、盤面を返す際も優秀で、実質こちらの場には最大4体(ドラギアスを2体並べれば5体分)になるためライフカットが捗ります。入れない理由がないため3積確定。
セブンスロード・マジシャン…3枚
最大攻撃力が3900となり、現環境では最高攻撃力で突破できないモンスターはいません。
ただ、攻撃性能は高いものの、元々の攻撃力は低いため返しに弱いのが難点。
デッキトップを墓地に送る効果は先攻1ターン目でも発動させ、ダーク・リベレイションの発動コストを稼ぎましょう。
あまり無い状況だとは思いますが、墓地にモンスターがいないと効果が発動できないそうなので、ダーク・リベレイション発動後は注意が必要です。
【上級モンスター】1枚
風使いトルネ…1枚
今回の構築ではイカヅチのサンダーを採用していません。サンダーとトルネを比較した際の利点は3点あります。
①単体で相手のドラギアス、セブンスロードを倒せる。
②相手のセットモンスターを攻撃表示に変えてダメージを取りにいける。
③魔法使い族なのでダーク・リベレイションのコストに使える。
1デュエルのみで時間制限があるため、無理やりライフを取りに行けばライフ差で勝つ試合も出るだろうと思いピン採用しました。
【下級モンスター】21枚
ダーク・ソーサラー…3枚
下級魔法使いで最高攻撃力を持つアタッカー。下級モンスターはもちろん、守備表示となった上級モンスターもほぼ殴り倒せるため3枚採用。
輝岩竜…3枚
下級ドラゴンの最高攻撃力を持つアタッカー。ダーク・ソーサラー同様攻めにも返しにも活躍するカードで3枚の採用。
ファイア・ゴーレム…3枚
ライフコストが必要ですが、相手の守備力を下げる能力が役に立つこともあります。下級では比較的打点の高い魔法使いなので3枚採用。
ミスティック・ディーラー…3枚
手札を入れ替えることで安定性を高めるサポートカード。貴重な水属性の魔法使いでセブンスロードの打点アップに貢献できます。
リリースに使えない場合はライフ優先で守備で出すこともあります。
ささやきの妖精…3枚
ダーク・リベレイション対策①
他にもドラゴンズ・セットアッパー、ドラゴンズ・アップセッター、フェニックス・ドラゴン対策となりメタカードとしては高性能。守備力も比較的高く壁としても使えるため3枚採用。
守護の竜魔導士…3枚
ダーク・リベレイション対策②
ステータスが低く、使い所も限定的ですが、攻撃を通したい際には非常に重宝するカード。
フェニックス・ドラゴン…3枚
青眼とドラギアスを使い回せるカード。返し用に手札に確保しておくことも多々ある。このカードのおかげで最上級モンスターの採用枚数を減らして事故を防げるため文句なしの3枚採用。
【魔法】6枚
マジカル・ストリーム…3枚
ダーク・リベレイション対策③
貴重な魔法・罠破壊カード。特に罠が強力な竜魔デッキ相手には非常に強力で、入れない理由がないため3枚採用。
火竜の熱閃…3枚
ダーク・リベレイション対策④
コストが無いことから、ハンタークラッシュよりこちらを採用。
いくらドローの枚数が多いからと言っても、手札1枚の差はバカに出来ず、ささやきの妖精など、手札コストが必要なカードと重なった際にどちらか片方しか使えないということを防ぐためにノーコストのこちらを優先しました。
魔法・罠破壊は貴重なので、無駄打ちせずに攻める時のみ発動するプレイングが必要です。
【罠】5枚
ダーク・リベレイション…3枚
1枚で戦況をひっくり返すことのできる最強の罠カードで文句なしの3枚採用。ただし、当然相手も警戒してくるため通らないことも多いです。本命のダーク・リベレイションを通す確率を上げるために、ブラフで魔法カードをセットする戦術も積極的に使いましょう。
火の粉のカーテン…2枚
今大会では時間優先で罠より魔法・罠破壊を優先する人が多いだろうという読みを逆手にとっての投入。
1枚だと引けない可能性もあり、3枚だと手札で被った時に苦しいため2枚の採用。
長くなってしまったので今回はここまで!
明日はチーム戦の大会レポートと感想を書きます!
お楽しみに👋