遊闘43 『攻撃』封じのガチ考察☆
どーも、こんにちは!
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
今回は話題の新弾カード『攻撃』封じについて書いていきたいと思います!
【条件】なし
【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスター1体を選んで表側守備表示にする。
発動タイミングを選ばない汎用カードです。
主な使い方は相手の最上級モンスターを守備表示に変えて戦闘破壊することでしょう。
単体では機能しないものの、ラッシュデュエルにおいては基本、毎ターン手札5枚スタートなので打てないタイミングは少なさそうです。
Twitterのつぶやきを見ると、高評価をしている人が多い印象ですが、僕個人としてはこのカードの評価は低いです。
低評価の理由は以下の2点です。
①魔法カードであること。
②効果範囲が単体であること。
順番に解説していきます。
①魔法カードであること
ラッシュデュエルは基本、モンスターの戦闘によって相手のカードを破壊したり、ライフを削ることで自分を有利にするゲームであると考えています。
例えば、こちらのダーク・ソーサラーで相手の場の攻撃表示のミスティック・ディーラーに攻撃したら、相手のミスティック・ディーラーは破壊され、500ポイントのダメージを与えることができます。
自分の場にはダーク・ソーサラーが残るため、こちらは損失なく盤面のアドバンテージは+1になります。
相手が主導権を握るには、次のターンでこちらのダーク・ソーサラーを超えることが求められます。
仮にセブンスロード・マジシャンを召喚してダーク・ソーサラーを超えてきたら、今度はこちらがセブンスロード・マジシャンを超えれないと主導権を握り返せません。
そして、相手のセブンスロード・マジシャンを超える手段が無く、盤面を返せなくなると更に相手は次のターンで最大5枚のカードを引けるため、実質手札10枚対5枚となり、ちょっとやそっとでは埋められない差がつくことになります。
つまり、自分のターンでは極力場にカードを残して相手の反撃の要求値を高めた方が強いということです。
『攻撃』封じに限らず、魔法カードは発動後に墓地に送られるため、直接的に盤面のカードは増えません。
そのため、デッキへの採用は魔法カードよりモンスターカード優先した方がいいと考えています。
②効果範囲が単体であること
ラッシュデュエルにおいて、相手の場に最上級モンスターが2体並ぶと返しの要求値が相当高くなるため、相手にそれをやられると一気に不利になると考えています。
現状で盤面を返す方法は、ダーク・リベレイションやヘヴィメタルの効果など数パターンしか存在しません。
『攻撃』封じはモンスター1体にしか効果を及ぼさないため、不利な盤面を返せるパワーはありません。
これが仮に「右手に盾を左手に剣を」なら相手の場に並んだヘヴィメタ×2体を下級モンスターで倒しながらライフも取りに行けることになるため、優先度は右盾の方が高いです。
※ただし、レジェンドカードなので複数枚積めず、他のレジェンドカードと併用できないところがネックですが…
こうなってくると、わざわざデッキの枠を割いてモンスターカードよりも『攻撃』封じを優先するメリットが薄いように感じます。
ただでさえアドを稼がないカードかつ事故要因となる魔法カードなので、冷静に考えると環境デッキでの採用は厳しそうです。
①自身がモンスターとして場に残り
②盤面に応じて最上級モンスターの突破やライフカットに使えて
③ダリベのコストとなる魔法使い族
である「風使いトルネ」の方が数倍強く感じてしまいます。
辛口評価になってしまいましたが、以上で解説を終わります。
次回もお楽しみに👋